建物ができるまで

設計

基本設計

基本設計

設計提案・当方の考え方に共感をいただきさらに設計を進めて行く場合は基本設計作業に入ります。設計提案と言っても1回の打合せのみで全てのご希望を満足させる事はほとんど無いと思います。ご予算に合わせた概算予算書の提示、先の提案を叩き台として良い点、足りない点などの洗い出しを行い設計の再構成の作業を行ないます。仕上表、配置図、平面図、立面図、断面図、場合によってパース・模型などがこの段階で提示されます。融資を受ける場合は金融機関への事前相談もこの段階で行なってください。(設計工期は規模や決断の早い方、迷う方などお施主さんにより違いが出てきます)


詳細設計

実施設計では見積りに必要な図面を作成いたします。具体的な内容は基本設計に加え

  • 建築物の仕上げ
  • 建築物の詳細や納まり
  • 建具形状、仕様
  • 家具
  • 建築構造 ・・・ 構造図、構造計算書
  • 電気設備
  • 空調、給排水設備

などです。
また必要に応じて、打合わせをおこないます。

実施設計

基本設計を基に詳細な設計作業に入ります。この段階では予算をふまえた使用材料や仕上材の選択、造付家具、建具等の寸法決定、設備機器の選択決定など見積りや工事に必要な図面が作成されます。打合せの進行に合わせ30〜40枚程度の図面が描かれます。 (設計工期は規模や仕様、お施主さんの都合などにより違いがでます) 実施設計は基本設計に基づき行なわれますが設計契約以降に基本設計に変更が生じた場合で基本設計図、実施設計図の変更を伴う場合は変更に掛かる費用は別途、変更設計業務となり別契約となる場合があります。

許認可手続き

設計が完了すると官庁、もしくは民間確認審査機関へ建築確認申請を行ないます。フラット35の融資をご利用の場合は建築確認申請書と一緒に審査書類が提出されます。